2022年1月30日日曜日

ツァーヘル・ビオ・ウィンナー・ホイリゲ・ツヴァイゲルト2019

 


本当に最後のホイリゲです。
次は11月11日の解禁を待ちましょう。

理由はよくわからないのですが、日本でホイリゲと言えば、白、ゲミッシュター・サッツ、ということになっています。

でも、オーストリアのホイリゲでは白ワインも赤ワインもロゼだってあります。
ワッハウのホイリゲではスマラクトだってありました。
品種も様々です。
要はそのホイリゲで栽培している葡萄の種類だけホイリゲがあるのです。

で、年々認知されつつある赤のホイリゲです。

ツヴァイゲルトはオーストリアのワイン産地ならどこでも栽培されていますので、ほぼどこのホイリゲにもあり、ホイリゲ定番の赤と言ってもいい品種です。

このワインを飲みながら、冬のブルゲンラントのホイリゲを思うKino_Sanでした。

ツァーヘル・ビオ・ウィンナー・ホイリゲ2019

 


最後に残った昨年のホイリゲを味わいながら、今週末は冬のホイリゲを思っていました。

旅行ガイドなどで夏の庭の席の写真があるからか、ホイリゲは夏のものだと思っている人が多いように感じます。
確かに現地でもホイリゲのシーズンは夏と考える人が多いのも事実です。

でも、夏しか営業できないなら、商売としては成り立たないかもしれませんね。

あれこれ書きましたが、冬でも営業しているホイリゲは多いです。

そもそもオーストリアの冬は寒くて暗く観光客も少ないので(アルペン系リゾートは別です)、ホイリゲの良さをじっくり味わえるます。

寒い時期のホイリゲの特等席はストーブの近く、お客も店の人もストーブの周りに集まるので、自然と会話も始まります。

今年は雪が積もったりしたので、ワインを飲みながら冬のホイリゲが懐かしくなりました。

このワインは売切れています。

ヘーグルJ&Gハウスワイン・グリューナー・フェルトリーナー2019

Högl J&G Hauswein Grüner Veltliner 2019


Kino_San押しのへーグルのハウスワインですが、実はフェーダーシュピール品質です。

だとしたら、安すすぎます。

このワインを定期的に購入されるお客様が中華に合うということで、ちょっと中華でも試してみました。
グリューナー・フェルトリーナーは濃い味の食べ物や、癖のある食べ物に弱いところがありますが、流石にフェーダーシュピール品質ともなるとモストが濃くて、ワインなりに自己主張があり、中華にも全然大丈夫です。

モスグリーン
フルーティでミネラル香る
林檎の酸味とグリューナー・フェルトリーナーらしい微炭酸とミネラル

ウィンナー・シュニッツェル、唐揚げ、お好み焼き、オイルベースのパスタ、白身魚のカルパッチョ、そして中華にもお勧めです。

2022年1月23日日曜日

ハインリッヒ・ブラウフレンキッシュ2016

Heinrich Blaufränkisch 2016


エレガントではないけど、スタイリッシュな赤です。

分かるかな?

エレガント系がいいとは思う、というか飲みやすいと思うKino_Sanですが、このワインの系統も最近いいなぁと思っています。

紅色
レッドベリーの香り
フルーティで桃やメロンの風味、林檎の酸味

ジビエ、ステーキ、グラーシュ、ローストビーフ、鰹のたたき、ポキ、鰤しゃぶなどにお勧めです。

2022年1月16日日曜日

アンドルファー・グリューナー・フェルトリーナー・ハンドクラフテッド2020

Arndorfer Grüner Veltliner handcrafted 2020


カンプタールのグリューナー・フェルトリーナーは清涼感があり、ミネラリーでペッパーリーと言うのが定番ですが、このワインは違います。

とてもフルーティでグリーンでない。

アンドルファー独特の造り方が生かされています。

クリーム色
微かなミネラルとメロンの香り
グレープフルーツの酸味と微かなミネラルと微炭酸

ウィンナー・シュニッツェル、オイルベースのパスタ、お寿司などにお勧めです。

ヘーグル・グリューナー・フェルトリーナー・シェーン・フェーダーシュピール2019

Högl Grüner Veltliner Schön Federspiel 2019


ワッハウ最奥部、シュピッツの最も高い畑を持つワイナリー、しかもKino_San押しのへーグルの高級グリューナー・フェルトリーナーです。

普通に考えて5,000円のワインは高いと思いますが、ワッハウのフェーダーシュピールって他のワイナリーだと8,000円位することもあるので、それなりにコスパのよいワインなのです。

蓬色
レモンの香り
ミネラル、微炭酸、パッパーリーだけど少しフルーティ

ウィンナー・シュニッツェル、唐揚げ、焼き餃子や餃子鍋などにお勧めです。

2022年1月9日日曜日

ハインリッヒ・シャルドネ・ライタベルク2015

Heinrich Chardonnay Leithaberg 2015


カジュアルで親しみやすいワインの印象が強いシャルドネですが、このワインはじっくり飲みたいシャルドネです。

ハインリッヒはノイシードラ湖東岸のワイナリーですが、このワインは西岸のライタベルクの葡萄から造られています。

矢吹色
柑橘系のフルーツの香り
柑橘系のフルーツの味わいで舌触りまろやか

タルトフランベ、オイルベースのパスタ、アクアパッツ、お寿司などにお勧めです。

ブリュンデルマイヤー・ブリュット・ロゼ・ノンヴィンテージ

Bründlmayer Brut Rose Non-Vintage


お正月の我が家の定番セクトです。
おせちにも美味しいスパークリングワインです。

淡い桜色
ベリーの風味と林檎の酸味、滑らかな泡

オードブル、コールドミートの他におせち料理にもお勧めです。

2022年1月3日月曜日

ツル・ロゼ・アンセストラル - ペティアン・ナチュレル

Zull Rosé Ancestrale – Pétillant Naturel


本当に綺麗なロゼです。

ただ、食中酒には少し口に残るかもです。

ラベルの女性と目が合ってしまいました。

ベビーピンク
甘くはないけど蜜のようなとろみと桃の風味

オードブル、フルーツを使ったスイーツ(アップルパイや桃のゼリー)などにお勧めです。

2022年1月2日日曜日

クラッハー・ブリュット・ロゼ・ノンヴィンテージ

Kracher Brut Rose NV


2022年初めのワインは初めて飲むワインにしました。

ブルゲンラント北部の平原湖、ノイシードラ湖畔のワイナリー、クラッハーのロゼのセクトです。

ラベルがとても綺麗なのです。(可愛いかな?)

サーモンピンク
苺の香り
フルーティで林檎の酸味

スモークサーモン、コールドミート、ロブスター、ボイルした間人蟹、勿論おせちにもお勧めです。