2019年12月30日月曜日

オスカー・ゼメッシュ・ブラウフレンキッシュ・トラディツィオン2015

Oscar Szemes Blaufränkisch Tradition 2015
今、オーストリアワイン界を圧巻している「エレガント系」赤ワイン、その代表品種のブラウフレンキッシュ、でも本来はこんな味が主流でした。
エレガント系ばかり飲んでいると違う品種とも感じてしまいますが、オーストリアのジビエにはこんな味が合うと思います。

菫色(濃い)
ベリーの香り
強く、濃い、ベリーの酸味

ジビエ、ステーキ、すき焼き、鰹のたたきにお勧めです。

フレッド・ロイマー・グンポルツキルヒナー ツィアファンドラー&ロートギプフラー2015

Loimer Gumpoldskirchner Zierfandler & Rotgipfler 2015
グンポルツキルヒナーはウィーンに南接するワイン産地テルメンレギオンの北部(つまりウィーンに接している地域)でしか栽培されていない希少品種ツィアファンドラーとロートギプフラーをブレンドして造られるワインです。

注意:
ツィアファンドラーとロートギプフラーは単独品種ではテルメンレギオンでしか栽培されていませんが、例外としてゲミシュター・サッツの中の品種として別の産地でも栽培されています。

テルメンレギオンは日本におけるオーストリアワインとしては一般的ではありませんが、ホイリゲの本場でもあり、オーストリアでは確固たるポジションを保持しています。

グンポルツキルヒナーは中辛口ですが、癖のある白ワインを飲みなれていないと、不味く感じるかもしれません。
それは日本国内で期待する白ワインとは方向性が違う為です。

黄金色
熟していない林檎の香り
まろやかで、林檎の酸味とミントの後口

魚よりはお肉が合うワインです。
コールドミート、豚のロースト、鶏料理、季節の豚しゃぶにもお勧めです。

エスターハージー・ツヴァイゲルト・クラシック2016

Esterházy Zweigelt Classic 2016
オーストリアのワイン産地なら必ず栽培されている、最もポピュラーな赤ワイン品種のツヴァイゲルトから造られたワインです。
産地により、ワイナリーにより、味わいは変わってきますが、ブルゲンラントではフルーティで優しい味に仕上げられているのが一般的です。

このワインはそれに加え、強さも加わっています。

菫色
豊かなベリーの香り
ベリーの酸味とタバコの余韻

季節の鰤の照焼、醤油味のお鍋に超お勧めです。
鰹のたたき、鮪の造り、ステーキ、ポキなどにお勧めです。

2019年12月19日木曜日

エスターハージー・エストラス・ブラウフレンキッシュ2017

Esterházy Estoras Blaufränkisch 2017
エスターハージーの新しいブラウフレンキッシュです。
今流行りのエレガント系ではありませんが、古くからのオーストリアワイン好きには納得の味です。

ブラウフレンキッシュは醤油味によく合うので、日本の冬にはお勧めのワインです。

明るい菫色
ベリーの香りにタバコの余韻
ベリーの酸味、ふくよかで優しい

醤油味のお鍋、ジビエ、ステーキ、鮪、鰹のたたきなどにお勧めです。

2019年12月16日月曜日

ヴィーニンガー・キュヴェ・カタリーナ・ロゼ・ノン・ヴィンテージ

Wieninger Kuvée Katharina Rose NV
泡の季節がやってきました。
クリスマス、大晦日、正月、バレンタインデー等々、楽しいことが続くシーズンです。

泡は白もいいのですが、ロゼは色も綺麗で雰囲気を盛り上げます。

このワインはロゼというより、サーモンピンク、ほぼオレンジです。

ベリーと微かに桃の香り
完熟前の林檎の酸味、すっきりした飲み心地

コールドミート、中華、蟹鍋などにお勧めです。

2019年11月30日土曜日

ブリュンデルマイヤー・ロゼ・ツヴァイゲルト2018

Bründlmayer Rosé Zweigelt 2018
写真よりはもう少し淡い桃色です。

Kino_Sanはロゼ押しですが、なかなか広がりません。
日本はまだまだワインを普段飲みする文化ではないのかもしれません。

桃色
微かなベリーの香り
鮮やかな酸味、桃のようにフルーティ

エビチリ、ガーリックシュリンプ、ピザ、トマトベースのソースのパスタなどにお勧めです。

2019年11月18日月曜日

シュティフト・クロースターノイブルク・ホイリゲ2019

Stift Klosterneuburgl Heuriger 2019
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000323/
今年のホイリゲ、最後はオーストリア最大のワイナリーです。

なら、葡萄農家ではないよね。

そう、シュティフト・クロースターノイブルクはホイリゲは営業していません。
でも、シュティフト・クロースターノイブルク(クロースターノイブルク修道院)の地下にはこのワイナリーのワインが飲めるケラー(レストラン)があります。

グリーン
フルーティ(林檎?桃?のような香り)
フルーティで林檎の旨味と後口の爽やかな酸味

このホイリゲとしては一番と言ってもいい出来です。

2019年11月17日日曜日

ツァーヘル・ビオ・ウィーナー・ホイリゲ・ツヴェイゲルト2019

Zahel BIO Wiener Heuriger Zweigelt 2019
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000345/
赤のホイリゲです。

日本では白のホイリゲが一人歩きしてしまい、「ホイリゲ=白」的な認知がされていますが、本場オーストリアでは赤のホイリゲもあるし、親しまれています。

そもそもホイリゲは「今年のワイン」を意味する言葉です。
1年物のワインには勿論赤もあるし、ロゼだってあるのです。

うんちくはとにかく、赤のホイリゲはお勧めですが、ボジョレー・ヌーヴォーと重なるのも原因かもしれませんね。

明るい菫色
ダークチェリーの香り
やわらかで甘みもかんじられますが、勿論辛口です。
とてもとてもフルーティです。

2019年11月11日月曜日

ヴィーニンガー・ウィーナー・ホイリゲ2019

Wieninger Wiener Heuriger 2019
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000324/
今年のホイリゲ2本目です。

ヴィーニンガーはウィーン北部のシュタマースドルフにワイナリーがあります。
同じシュタマースドルフにはホイリゲもありますが、経営しているのはワイナリーの当主フリッツではなく弟です。

ホイリゲ・ヴィーニンガーはシュタマースドルフを代表するホイリゲで、料理にもトレンドを取り入れています。
何時も地元の人たちでにぎわっています。

さて、ホイリゲです。

グリーン
林檎や桃のような香り
微炭酸、林檎の酸味、ミネラル、若々しいけどシャープな一面もあるヴィーニンガーらしいホイリゲです。

2019年11月10日日曜日

ツァーヘル・ビオ・ウィーナー・ホイリゲ2019

Zahel BIO Wiener Heuriger 2019
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000325/
オーストリアワインの新酒ホイリゲは11月11日解禁です。

当店では白3、赤1、計4アイテムのホイリゲを販売しています。

さて、今年のホイリゲ第一弾です。

ツァーヘルはウィーン市南部のマウアーにワイナリーとホイリゲを所有しています。
マリア・テレジア時代の学校を改装したホイリゲは地元でも大人気でいつも満員で席を確保するのが困難です。

さて、今年のホイリゲは

グリーン
フルーティな香り、柑橘系のフルーツと林檎
青林檎の酸味

フルーティで飲みやすいホイリゲですが、ツァーヘルのホイリゲは時間が経つと甘くなる傾向があるので、まさに今が飲み頃かも、です。

2019年10月26日土曜日

フレッド・ロイマー・ロゼ・ブリュット

Fred Loimer Rosé Burt
ツヴァイゲルトとピノ・ノワールから造られた美しい色のセクトです。
大切な人との記念日にお勧めしたいですね。

もも色
フルーティで桃のような風味、上品な泡

お節料理にお勧めです。
お肉もお魚も程よくマッチングできるワインです。

2019年10月22日火曜日

ピットナウスキ2015

pittnauski 2015

サンクト・ラウレント、ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト、メルローのブレンドワインです。

売る気はありません。
ちなみに価格は税込みで、3,850円です。

ブレンドワインも悪くはないとは思うけど、オーストリアの黒葡萄はブレンドでない方がいいと言うのがKino_Sanの持論です。

どうしても飲みたい方は一報いただけば、インポータ直送で売るかもしれません。
※その時の気分です。

明るい菫色、但しメルローの影響か透明感なし
フルーティないい香り
フルーティで飲みやすいがシャープな一面も

ステーキ、ビーフシチュー、醤油味のお鍋、コールドミートなどにお勧めです。

2019年10月19日土曜日

ウヴェ・シーファー・ブラウフレンキッシュ・プルバッハ・ロゼ2016

Uwe Schiefer Purbach Rosé 2016
高級黒葡萄のブラウフレンキッシュを贅沢にもロゼにしたワインです。

限りなく赤に近いロゼです。
赤ワインの造り手のロゼワインはこの傾向が強い気がします。

明るい菫色
チェリーの香り
スルーティで芳醇な黒葡萄の味わい

醤油味のお鍋、ビーフシチュー、ステーキ、トマト味のパスタなどにお勧めです。

2019年10月13日日曜日

ウヴェ・シーファー・グリューナー・フェルトリーナー・プルバッハ2016

Uwe Schiefer Grüner Veltliner Purbach 2016
可愛いラベルです。

赤ワインの評価が高いウヴェ・シーファーの白ワインです。
ブルゲンラントのグリューナー・フェルトリーナーらしい、フルーティで元気なワインです。

このワインも新しくお店に出そうと思っています。
税込で3,400円位を考えています。

黄色
かすかなミネラルの香り
酸が強く、フルーティで胡椒の風味、ミネラルと微炭酸は少

アクアパッツ、オイルベースのパスタ、天婦羅、寿司、ウィンナー・シュニッツェル、などにお勧めです。

2019年10月8日火曜日

フレッド・ロイマー・グンポルツキルヒナー ツィアファンドラー&ロートギプフラー2015

Loimer Gumpoldskirchner Zierfandler & Rotgipfler 2015
11月11日のホイリゲ(新酒)解禁が近づくにつれ、ホイリゲ(ワイン農家の簡易食堂)が恋しくなるKino_Sanです。

グンポルツキルヒナーはウィーンの南隣のワイン産地テルメンレギオン北部を代表する白ワインです。
で、このテルメンレギオンこそホイリゲの本場、オーストリアで最も有名なホイリゲ村グンポルツキルヒィンもあるのです。
グンポルツキルヒナーはグンポルツキルヒィンのワインという意味、この地方を代表する超レアワイン、ツィアファンドラーとロートギプフラーをブレンドして造られます。

オーストリアの白ワインといえば辛口というイメージですが、このワインというよりツィアファンドラーとロートギプフラーも中辛口です。
と言っても日本でイメージする中辛口よりは遥かに辛い、ほぼ軽い辛口ワインです。

このワインもホイリゲらしい味がしました。
このワインは定番ワインとして販売予定です。
価格は税込で4,200円の予定です。

黄金色
青林檎の雰囲気と草の香り
青林檎、ミント、少し草のようないぐみも

ホイリゲ定番のコールドミート、酸味の効いたオーストリア風ポテトサラダ、ローストポーク、意外と蟹すき鍋にもお勧めです。

2019年9月1日日曜日

ヴィータシュタイン・サーカス・サーカス・ロット2018

Wiederstein ZIRKUS ZIRKUS ROT 2018
ツヴァイゲルト100%のワインです。
このワイナリーはラベルが楽しいですね。

このワインは税込2,480円です。
限定輸入ですのでインポーターさんに在庫が残っていればお売りします。
お店のお問合せよりご注文ください。

菫色
ベリーの香り
ベリーの酸味、桃の風味、やわらかでまよやかな味わい

鮪、鰹、ステーキ、ポキ、すき焼きなどにお勧めです。

アンドルファー・ノイブルガー・シュトラッサ―・ワインベルゲ2016

Arndorfer Neuburger Strasser Weinberge 2016
以前にも書きましたが、Kino_Sanはノイブルガーという品種が無茶苦茶好きです。
オーストリアのホイリゲではそこにノイブルガーがあれば、まずはそれを注文して、それからです。

このノイブルガーも美味しいですね。
これも限定12本のみ特別に注文しています。
入荷は10月、価格は税込で4,000円です。
お店のお問合せよりご注文ください。

黄色
柑橘系のフルーツの香り
まろやかですが酸はしっかり、とてもフルーティ

グリューナー・フェルトリーナーと違って魚の臭みにも比較的強いのがノイブルガーの特徴でもあります。
鮪の刺身や鯖の塩焼き、ローストビーフ、寿司、これからのお鍋にもいいですね。

アンドルファー・グリューナー・フェルトリーナー・ハントクラフテッド2018

Martin&Anna Arndorfer Grüner Veltliner handcrafted 2018
 グリューナー・フェルトリーナーは夏に楽しみたいワインです。
鮎の塩焼きといただきましたが、鮎の苦みとよく合いました。

お店に定番で出したいのですが、輸入量は多くないようです。
税込で2,800円です。
ご要望の方はお店の問合せよりご注文ください。

黄色
ミネラルの香りと微かなフルーツの香り
酸味、ミネラル、微炭酸、ペッパーはミネラルに隠れています。

前回は和食はどうかなって感じでしたが、鮎の塩焼きなどにもお勧めです。

2019年8月18日日曜日

ティンホフ・ロゼ・ブラウフレンキッシュ・ビオ2018

Tinhof Rosé Blaufränkisch Bio 2018
ブラウフレンキッシュ100%の贅沢なロゼです。
しかも自然派ワインです。
10月入荷予定の12本限定の特別輸入ワインで、価格は税込で2,750円です。
ご予約は「お問合せ」よりお願いします。

ロゼとしては高いですが、クオリティーの高いブラウフレンキッシュに加え自然派となれば、かなりお手頃価格かもしれません。

桃色
フルーティで桃のような酸味

食事を邪魔しないワインです。
何にでも合いますが、お勧めは中華やアジアンフードです。
エビチリ、ベトナム風春巻き、ポキ、トマトソースのパスタにも美味しいですよ。

クラッハー・ウェルシュリースリング2017

Kracher Welschriesling 2017
10月に入荷予定の特別輸入ワインです。
限定12本で価格は税込で2,750円です。
予約を受付けていますので「お問合せ」よりご予約ください。

オーストリアワイン好きでもあまり聞いたことがない品種のウェルシュリースリングですが、現地のホイリゲではノイブルガーと共に「白、辛口」の頂点に君臨しています。

ノイブルガーが「白、辛口、マイルド」のトップ、このウェルシュリースリングが「白、辛口、シャープ」のトップというわけです。

今回の特別輸入は本場のホイリゲの味を日本のご家庭でじっくり味わってほしいというのがKino_Sanの思いです。

グリーンに黄が少し
桃のような林檎のような香り
青林檎の酸味とシャープなお磁歪

ラベルもちょっとユニークです。

ウィンナー・シュニッツェル、コールドミート、鯖の塩焼き、オイルベースのパスタなどにお勧めです。
おっと、鱧にも美味しいですよ。

ピットナウアー・ロゼ・ドグマ2018

Pittnauer Rose Dogma 2018
オーストリアの地場品種黒葡萄ブラウフレンキッシュ100%の贅沢なロゼです。
販売価格は税込で3,200円です。
店舗には出していないので、必要な方は「お問合せ」より連絡ください。

ピットナウアーはラベルが楽しいのですが、そのラベルが中身を上手く表現しています。

凛として、でも女子なワインです。

完熟トマトの色
完熟していない桃のような酸味

エビチリ、ポキ、ガーリックシュリンプ、串揚げ、トマトソースベースのパスタなどにお勧めです。
和食なら鰻がいいですね。

2019年8月10日土曜日

アンドルファー・ローザ・マリー2018

Arndorfer Rosa Marie 2018
ツヴァイゲルトにグリューナー・フェルトリーナーの果皮といった変な組み合わせのワインです。
赤というよりはロゼの味わいです。

アンドルファーは最近ちょっとお気に入りのワイナリーです。
10月には特別なワインも12本だけ入荷予定です。

で、このワインは今でも販売可能です。
税抜で3,600円です。

ストロベリーピンク
スルーティで酸味もほどほど、まるで白ワインのようなワインです。

ステーキ、鰻、ポキ、ガーリック・シュリンプ、エビチリ、などにお勧めです。

ティンホフ・ノイブルガー・ビオ2016

Tinhof Neuburger Bio 2016
何が好きかって、ノイブルガーが世界で一番好きです。

ノイブルガーが飲めるなら、何十万かかっても、何時間かかっても、オーストリアへ行きます。
いや、行きたい。

でも、自宅で飲めるチャンスです。
12本だけ入荷します。
今でなく10月です。

特別注文の限定輸入品です。
税込価格は3,410円です。

で、誰よりも先に飲んじゃいました。

グリーン
瓜のような香り
まったり、なめらかでフルーティで激辛です。

鱧、焼き茄子、オイルベースのパスタ、ローストビーフ(タルタルソース)、鯖の塩焼き、コールドミートなどにお勧めです。

2019年8月4日日曜日

コピッチ・ローザ2018

Koppitsch Rosza 2018
このラベル!
夏休みですよね。
しかもこんなおまけまで、

ツバイゲルト40%、ブラウフレンキッシュ40%、ザンクトラウレント10%、ピノ・ノワール5%、シラー5%の自然派ロゼ・ワインです。

店頭には出していませんが税込2,700円で販売いたします。

ストロベリーピンク
かなりの酸味(すっぱい)、桃、苺、チェリーの風味

中華、アジアンフード、カレー、唐揚げなどにお勧めです。

2019年8月3日土曜日

コピッチ・ユー2018

Koppitsch Juh 2018
夏に飲みたいラベルですよね!

白のウィーナー・ゲミッシュターです。

産地はノイシードラ・シー、自然派ワインです。
店頭には出していませんが、税込2,700円で販売いたします。

オレンジ
酸味は軽く、フルーティ

チキンやシーフードのカレー、バーベキュー、唐揚げ、ソーセージなどにお勧めです。

2019年7月27日土曜日

ウィータシュタイン・フローラ2018

Wiederstein Flora 2018
グリューナー・フェルトリーナー100%のワインです。

グリューナー・フェルトリーナーといえばミネラリーでペッパーリー、無機質な感じを期待する人が多いですが、そこは葡萄です。
本当はフルーティで旨味のあるワインになります。

このワインは僅か600本の限定輸入、店頭には出していませんが、インポータの在庫があればお売りします。
税込価格で2,700円です。
(別途送料を承ります。)

黄緑
フルーティでミネラルのアロマ
まるでゼリーのような柔らかな口当たり、ミネラルや微炭酸は裏方、とてもフルーティで甘く感じるほどだけど辛口

鱧も美味しかった。
鯛や鮃の造り、お寿司などの和食にも合うけど、ここはウィンナー・シュニッツェルやターフル・シュニッツなどのウィーン料理にお勧めしたいです。

2019年7月21日日曜日

ユルチッチ・ピノ・ノワール・ランゲンロイス2016

Jurtschitsch Pinot Noir Langenlois 2016
オーストリア産のピノ・ノワールを飲むたびに思うことがあります。

特になくてもいいんじゃないか?!

ピノ・ノワールはワイン好きの間では根強い人気があります。
それに応える必要もあるかと思います。
でも、オーストリアにはオーストリアの気候に合った美味しく価値のある地場品種があります。
(ピノ・ノワールがオーストリアの気候に合ってない訳ではなく、価値がない訳でもない。)

なので、特に飲まなくてもいいんじゃないかと思うのです。

でも、まぁ、ワイン屋ですので、そこは飲んでみることも必要です。

正直な感想

サンクト・ラウレントの方がすっごく美味しい!

小豆色
フルーティでわずかにミネラルの香り
タンニンが強く、タバコ、ベリーの酸味
バランスも今一

鮪、ポキ、コールドミート、鰻などにお勧めです。

2019年7月20日土曜日

ブリュンデルマイヤー・グリューナー・フェルトリーナー・カンプターラー テラッセン・カンプタールDAC2017

Bründlmayer Grüner Veltliner Kamptaler Terrassen Kamptal DAC 2017
京都は今祇園祭です。

祇園祭と言えば宵山や山鉾巡行が有名ですが、それだけではありません。
祇園祭は7月1日から31日までなのです。

このワインは祇園祭にお勧め、絶対に鱧に合います。

グリーン
ミネラルの香り
微炭酸、柑橘系の酸味、ミネラルとペッパー

鱧、鮃、鯛、寿司、焼茄子などにお勧めです。

2019年7月16日火曜日

ヴェーニンガー・サンクト・ラウレント2016

Weinger Sankt Laurent 2016
楽しいラベルですね。
しかもフランツそっくりです。

このところ、素晴らしいサンクト・ラウレントに会っています。
このワインも「サンクト・ラウレントなのに、こんなに美味しくていいのか?」てな感じです。

白ワインの国と思われがちなオーストリアですが、現地では赤も根強い人気があります。
その赤の底力がそろそろ発揮されそうです。
(注意:Kino_Sanは赤ワインが苦手です。)

菫色
ベリーと僅かにタバコの香り
フルーティで酸味のバランスがよい、とにかく美味しい

ステーキ、ポキ、焼き肉、ソーセージ、コールドミートなどにお勧めです。

2019年7月14日日曜日

ツァーヘル・オレンジ"T"

Zahel Orange "T"
今流行りのオレンジワインではありません。

超希少品種の「Orange」から造られた白ワインです。

ウィーンの自然派ワインです。

全体的な印象は「はんなり」したワインです。
まろやかでも、濃くでもなく、旨味が強いお出汁のような印象のワインです。

経験してみる価値ありです。

グリーン(オレンジ色ではない)
フルーティなアロマ
まとわりつくような感覚、少しいぐみ、フツーティで酸味は少し

何に合うのか?
オイルベースのパスタ、ちらし寿司、茄子のたいたん、などに合いそうです。



2019年7月8日月曜日

ユルチッチ・サンクト・ラウレント・ユンゲル2016

Jurtschitsch St. Laurent Jungle 2016
これは、美味しい!!!

久しぶりの赤ワインです。

雨の季節は爽やかな白ワインをお勧めしたいのです。
でも、間もなくあの日がやってきます。
どうしても赤ワインをお勧めしたい夏のあの日、

土用の丑の日

です。

そろそろ鰻にあうワインを紹介していかなければなりません。

サンクト・ラウレントはどちらかと言うとお肉にお勧めしたい赤ワインなのですが、これは鰻や赤身の魚にもピッタリです。

菫色
かすかなベリーの香り
香ばしさとベリーの酸味

鰻、ポキ、鰹のたたき、鮪の刺身、ステーキ、コールドミートなどにお勧めです。

2019年7月7日日曜日

ヒルツベルガー・グリューナー・フェルトリーナー・ドナウガルテン・シュタインフェーダー2016

Hirtzberger Grüner Veltliner Donaugarten Steinfeder 2016
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000535/ct70/page1/order/
雨の季節にはグリューナー・フェルトリーナーなのですが、今回は祇園祭プラスです。

祇園祭と言えばやっぱり鱧です。
この鱧にもグリューナー・フェルトリーナーはお勧めです。
鱧の旨味はあるけど癖の少ない味にはグリューナー・フェルトリーナーのミネラリーがぴったりだし、清涼感を演出します。

さて、鱧です。
京都では骨切しただけの鱧の切り身が普通のスーパー(例えばイオンとか)でも売っています。
それを購入してさっと茹でるとこうなります。
切り身を買ってきて、自分で茹でると鱧がふわふわしてとても美味しいです。

で、切り身には骨と頭もついてます。
これからいい出汁が出るので、こんな澄まし汁を作ります。
これがまたまた美味です。

さて、ワッハウのグリューナー・フェルトリーナーです。

グリーン
ミネラルの香り
微炭酸、柑橘系の酸味、ミネラルと控え目なペッパー

鱧、鯛、鮃、ウィンナー・シュニッツェル、唐揚げ、天婦羅、寿司などにお勧めです。

2019年6月30日日曜日

シュロスケラライ・ゴベルスブルク・グリューナー・フェルトリーナー・レス2018

Schlosskellerei Gobelsburg Grüner Veltliner Löss 2018
遅ればせながら関西地方もようやく梅雨入りしました。
ようやく「雨の季節にはグリューナー・フェルトリーナー」を本格的に味わうことができます。

で、やっぱり美味しかったですね。

グリーン
ミネラルの香り
心地よい酸味と微炭酸、フルーティで程よいミネラル

天婦羅、お寿司、鱧、白身魚の造りなどにお勧めです。

2019年6月23日日曜日

クノール・グリューナー・フェルトリーナー・シュタインフェダー2017

Knoll Grüner Veltliner Steinfeder 2017
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000554/
シュタインフェダーはワッハウ独自のワイン格付けで一番下ですが、他の地方のクオリティワインクラスです。
つまり、そこそこ高級ワインです。

ワッハウのワインはモストが濃いので、Kino_San的にはこのあたりがお勧めです。

グリーン
はじめにフルーティ、しっかりミネラルの香り
微炭酸、フルーティで強いミネラル

コールドミート、グリーンサラダ、ウィンナー・シュニッツェル、唐揚げ、天婦羅、お寿司などにお勧めです。

2019年6月16日日曜日

Martin&Anna Arndorfer Grüner Veltliner handcrafted 2018

Martin&Anna Arndorfer Grüner Veltliner handcrafted 2018
一目惚れしました。
こんなレベルが好きです。

6月はグリューナー・フェルトリーナーをお勧めしています。
雨の季節には爽やかなワインが飲みたくなります。

このワインは限定輸入品です。
価格は2,500円弱です。
オーストリアワインとしては低価格帯のワインです。

産地はカンプタール、ランゲンロイスの近くのStrass im Strasstaleです。
グリューナー・フェルトリーナーの産地ですので外しはありませんね。

ミネラルが控えめだけど前面に出ているワインです。

黄色
ミネラルの香りと微かなフルーツの香り
酸味、ミネラル、微炭酸、ペッパーはミネラルに隠れています。

白身魚のカルパッチョ、オイルベースのパスタ、オリーブオイルを使ったサラダ、ウィンナー・シュニッツェルなどにお勧めです。
グリューナー・フェルトリーナーが得意な和食は合うけどKino_Sanはあまりって感じです。

2019年6月9日日曜日

ユルチッチ・グリューナー・フェルトリーナー・テラッセン2017

Jurtschitsch Grüner Veltliner Terrassen 2017
雨の季節です。
ジメジメする日本の夏をさわやかに過ごす為に、この季節はオーストリアのさわやかなグリューナー・フェルトリーナーをお勧めしています。

ユルチッチはオーストリアでも最も古いワイナリーの一つです。
グリューナー・フェルトリーナーの産地であるカンプタールでワイン造りを行っています。
そのユルチッチのお勧めデイリーワインです。

グリーンに黄が混じる
ミネラルと柑橘系のフルーツの香り
微炭酸、ミネラル、ペッパー、柑橘系の酸味

ウィンナー・シュニッツェル、唐揚げ、鯛や鮃の造り、白身魚のカルパッチョ、オイルベースのパスタ、野菜のおばんざいなどにお勧めです。

2019年6月2日日曜日

ヴェーニンガー・ツヴァイゲルト2015

Weninger Zweigelt 2015
やはり、ヴェーニンガーはオーストリアでもトップクラスの赤ワインメーカだと思う。
こんなカジュアルクラスのワインでさえ、旨味が違います。
しかも自然派ワインです。

明るい菫色
ベリーの香り
ベリーの酸味とチョコのようなまろやかさ

ポキ、コールドミート、ステーキ、鰤の照焼などにお勧めです。

2019年5月19日日曜日

デュルンベルク・ファルコ2015

Dürnberg Falko 2015
ゲルバー・ムスカテラー、ウェルシュリースリング、ソーヴィニヨン・ブランのキュベです。
白ワインの割には魚の臭みに強いので食事に合わせやすくて重宝します。
価格も2千円ちょっとですので、コスパもかなりいいワインです。

グリーン
青りんごとミネラルの香り
青りんごの風味に爽やかさを伴うミネラル

白身魚だけでなく、鮪なども美味しい(鰹はさすがに辛い)
ポキ、ガーリックシュリンプ、豚や鶏のロースト、唐揚げ、オイルベースのパスタ、ピザ、焼売などにお勧めです。

2019年5月12日日曜日

ハインリッヒ・レッド2015

Heinrich red 2015
オーストリアを代表する3つの黒葡萄品種、ブラウフレンキッシュ、ツヴァイゲルト、サンクト・ラウレントのキュベです。
ある意味かなり贅沢なブレンドワインです。

明るい菫色
ベリーの香り
まろやかでベリーを含んだようなフルーティさ

ステーキ、ローストビーフ、鰹のたたき、ポキ、赤身魚の造り、鰤の照焼、クリームベースのパスタなどにお勧めです。

2019年5月6日月曜日

モリッツ・ブラウフレンキッシュ・ブルゲンラント2015

Moric Blaufränkisch Burgenland 2015
春のロゼワイン押しで、ロゼばかり飲んでいたので、赤は久しぶりです。

やっぱり濃いですよね。

このワインは「すき焼き」に合うと誰かが言っていたので、これこそかなりの久しぶりで「すき焼き」と合わせてみました。
まぁ、美味しいけど、そう言った人は「すき焼き」が好きなんだと思う。
私は「鰹のたたき」や「ポキ」の方がいいと思う。(それが好きだから)

明るい菫色
ベリーやチェリーの香り
フルーティでまろやか

すき焼き、鰹のたたき、ポキ、鰤の照り焼き、ステーキなどにお勧めです。

2019年5月4日土曜日

ラングマン・シルヒャー・ホッホグレイル2017

Langmann Shilcher Hochgrail 2017
改めて、色が驚く程、綺麗!!

オーストリアが世界に誇る、「世界一酸の強いロゼワイン」シルヒャーは、甘いストロベリージュースを思わせるピンク色です。

そしてこのワインは目を見張るようなストロベリーピンクです。

ストロベリーピンク
爽やかな酸味と桃を思わせるフルーティな風味

エビチリ、ガーリックシュリンプ、ポキ、焼き餃子、野菜炒め、カボチャのサラダなどにお勧めです。

2019年4月30日火曜日

ラングマン・シルヒャー・クラシック2017

Langmann Schilcher Klassic 2017

春は桜色ワイン♪


とは言え、このワインはストロベリーピンクです。
甘いジュースのような色のワインですが、

世界はそれほど甘くはありません!


シルヒャーは世界で一番酸が強いワインと言われています。

オレンジがかったストロベリーピンク
強い酸味、でもさっぱり感強し

中華、焼き肉、野菜炒め、ポキ、ステーキなどにお勧めです。

2019年4月28日日曜日

ユルチッチ・ロゼ・フォム・ツヴァイゲルト2017

Jurtschitsch Rosé vom Zweigelt 2017
http://kleinkeller.com/shopdetail/004000000002/ct55/page1/order/

春は桜色ワイン♪


もう、終わりと思いつつ、北の方はそろそろ満開ではないのでしょうか。
春はまだまだ終わっていません。
(花粉の飛散もね)

久しぶりに飲みましたが、その色に魅了されました。

淡い桃色
桃のような味わい、酸味のバランスもいい

ポキ、ガーリックシュリンプ、唐揚げ、焼き餃子、ピザ、トマトベースのパスタなどにお勧めです。

2019年4月21日日曜日

グロッサー・ワイン・ゲミシュター・サッツ・ロゼ2017

Groszer Wein Gemischter Satz Rose 2017
http://kleinkeller.com/shopdetail/000000000496/ct259/page1/order/

春は桜色ワイン♪


花粉症がひどいKino_Sanはお花見に行けないのでお家で花見しようと提案しました。
花粉症でない人も食卓にピンクは嬉しいですよね。

桃色
フルーティで酸味も軽く、優しい飲み口

焼き餃子、エビチリ、ガーリックシュリンプ、ポキ、トマトベースのパスタ、ピザなどにお勧めです。

2019年4月20日土曜日

クノール・グリューナー・フェルトリーナー・シュタインフェダー2017

Knoll Grüner Veltliner Steinfeder 2017
ワッハウ独自のワイン等級で一番下のシュタインフェダーですが、一般的なクラスでは上級ワインです。

ワッハウのワインは少々濃すぎますので、Kino_San的にはこのクラスがお勧めです。

グリーン
ミネラル
微炭酸、ミネラル、少しフルーティで白胡椒少々

ウィンナー・シュニッツェル、寿司、白身魚の造り、カルパッチョ、山菜などにお勧めです。

2019年4月14日日曜日

ピットナウアー・ロゼ・ドグマ 2017

Pittnauer Rose Dogma 2017
ジャケ買いしたいピットナウアーのラベルです。

春は桜色ワイン♪♪


なんと高級品種ブラウフレンキッシュ100%のロゼです。
色はラベルに負けない深紅、そんな色の八重桜があります。
ラベルの女子のように凛とした桜を思わせます。

紅色
チェリーのような香り
桃を思わせるフルーティさとスッキリ感をもたらす酸味

中華、ポキ、鰹のたたき、ステーキ、トマトベースのパスタなどにお勧めです。

2019年4月13日土曜日

ツル・ルスト&ラウネ・ロゼ2017


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春は桜色ワイン♪


オーストリアワインのロゼワインは本当に色が綺麗です。

これはオーストリアの地場品種であるツヴァイゲルトにピノ・ノワールがブレンドされています。
優しい口当たりです。

桃色
フルーティな香り
フルーティで甘みも感じるが辛口です。

餃子、エビチリ、ポキ、ガーリックシュリンプ、アジアンフード、唐揚げなどにお勧めです。