2014年7月15日火曜日

オーストリア8日目(前半) ホイリゲへ行こう!

ホイリゲへ行こう!というサイトを10年近く運営しています。
ホイリゲへ行こう!はオーストリアのホイリゲのあるワイン産地の総合案内です。

正直な事を言うと、誰よりもホイリゲの事を知ってて、(日本在住の)誰よりもホイリゲへ行っていると思っていました。
だから、自慢と言うか、「こんな辺鄙な場所へも行ったんだぞ」的なところもホイリゲへ行こう!の中にはありました。

でも、そんなKino_Sanの自己満足、超自慢サイトでも読者はいてくれます。
オーストリアへ行く前にKino_San推薦のホイリゲを問い合わせてくれたりします。

こんなKino_Sanでも世間の役に立っているようです。

それなら、もっと役に立とう!!

頭の悪いKino_Sanでも、それぐらいの良識はあるのです。

今回のオーストリアワイン研修&ホイリゲ取材において、ホイリゲはウィーン市内テルメンレギオン(Thermenregion)のウィーンから行きやすい地域に絞って取材する事にしていました。
読者からの問い合わせはそこが多いと言うより、ほぼそこだけなのです。

オーストリア最終日はウィーン市内のホイリゲ街を取材しました。

でも、開店の早いホイリゲでも開くのは11時頃、それまではようやくのお土産ゲットタイムです。
ウィーンの中心 シュテファン大聖堂
今回のオーストリア訪問で初めてウィーン中心部に出掛けたKino_San、シュテファン大聖堂でちょこっと祈って、グラーベン(Graben)ユリウス・マインル(Julius Meinl)へ直行です。
ユリウス・マインル 横のワインバーの入口
買うのは両親のチョコとスープの素とお土産用のハーフボトルのワインです。
で、急いでホテルに置きに戻るとなかなか良い時間です。

最初に目指すはグリンツィング(Grinzing)です。
地下鉄1番線と2番線を乗り継いで、シュッテントーア(Schottentor)から路面電車38番に乗込みました。
グリンツィング
行きつけのホイリゲも廃業して、あまり近づいてなかったグリンツィングですが、読者の問い合わせも多いし、一番行っている様子です。
ちゃんと取材しなくちゃ!!
と意気込んでも、開いているホイリゲがない!!
いや、ホイリゲがない!!
フランツのホイリゲは休業か廃業か不明状態だし、あるホイリゲはビアバーに、あるホイリゲはイタリアンに。。。建物だけが残り、中身は違う物に変わってしまっているのです。

グリンツィングは小さなホイリゲの廃業が相次ぎ、街の景観が損なわれる事を憂慮したウィーン市は景観条例を作りました。でも、景観条例です。中身はホイリゲでなくていいのです。
その景観条例がここでは良くない方向で活きているようです。

また、ウィーンのホイリゲのトレンドは週末だけ営業です。
月から水または木まで休み、週末だけ営業するのです。
この日は火曜日、「営業は週末」と貼り紙をしているホイリゲも何軒かありました。

そんな中Kino_Sanがランチに入ったのはZum Martin Sepp(ツム・マルティン・セップ)です。
ツム・マルティン・セップ
観光客向けのホイリゲ風レストランである事は知っていましたが、多くの読者が利用していたので取材してみました。
で、やっぱり観光客向けのホイリゲもどきである事が分かりました。

い~や~、こんなホイリゲでも一見さんだけならやっていけるんだ。
びっくり、というより悲しい気持ちのKino_Sanでした。

気を取り直して、次はノイシュティフト・アム・ウァルデ(Neustift am Walde)に行こうとしています。




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