2014年8月11日月曜日

ツァーヘル Weingut Zahel

訪問:2014年6月23日
ワイン産地名:ウィーン(Wien)
所在地:マウワー(Mauer)
ワイナリーのサイト:http://www.zahel.at/
次期当主 アレクサンダー氏
当主はリヒャルト(Richard)氏ですが、現在は次期当主のアレクサンダー(Alexander)氏(通称アレックス)が醸造責任者とマーケティング責任者を兼ね、ワイナリーを運営しています。
ワイナリーとホイリゲの建物は23区リーシング(Liesing)のマウアー地区にありますが、葡萄畑はマウアーの他にヌスベルク(Nußberg)とオーバーラー(Oberlaa)、シーヴェリンク(Sieverring)の市内4箇所に所有しています。
ワイナリーから見たホイリゲの建物
直営のホイリゲは人気が高く予約なしでは席を確保する事は殆ど無理です。
ホイリゲはワインの美味しさに定評があり、料理も美味しい事で有名です。
ワイナリー地階のステンレスタンク
訪問時はワイナリー内部の見学、試飲室での試飲、マウアー地区の葡萄畑の案内をアレックスにしていただきました。
有名ワイナリーなのですが、ワイナリーの建物は小さく、地階のステンレスタンクやバリック(小樽)は所狭しといった感じで置かれていました。
小樽
有機栽培、減農薬(殆ど使用していない)の畑を案内中のアレックスからは彼のワイン造りへの情熱が感じられて、頼もしい感じがしました。
マウアーの畑
試飲して感じたとこ、というかこの後のウィーンのワイナリー4軒で感じた事ですが、グリュナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner)がクリアな酸と程よいミネラルでとにかく美味しい。
ウィーンのグリュナー・フェルトリーナーってこんなに美味しかったかと驚きの連続でした。
が、日本には入ってきてないのです。
試飲させていただいたワイン
<Gemischter Satz Sekt>
シャルドネ、ビノ・ブラン、ピノ・グリ、トラミナー
グリーンの混じる黄色
ファーストに少々のいぐみを感じるけど、後口はすっきり

<Gemischter Satz 2013>
グリュナー・フェルトリーナー、リースリング、シャルドネ
グリーン
柑橘系の酸、すっきり感がありホイリゲのホイリゲらしい

<Grüner Veltliner Goldberg 2013>
グリーン
ミネラルが強すぎす、酸と絶妙のバランス
アレックス曰く、オーバーラーの畑がグリュナー・フェルトリーナーにはベスト

<Gemischter Satz DAC 2013>
グリュナー・フェルトリーナー、リースリング、シャルドネ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、トラミナー
ヌスベルク、オーバーラー、マウアーの畑のブレンド
クリーム色、フルーティな香り
甘くない柑橘系の酸、ミネラリーでクリーミィ

<Gemischter Satz Nussberg DAC 2013>
6ヶ月 ステンレスタンクで保存
クリーム色、フルーティな香り
酸が弱く感じるけど、後口にレモンのような酸、フルーティでミルキー

<Gemischter Satz Nussberg 2013>
8品種
黄金色
ミネラルと旨味が強い

ツァーヘルのワインは輸入されているもの全てがKino_Sanのワインショップで販売中です。



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