一時は足止めされた難民でいっぱいになったウィーン中央駅 |
その難民の多くがオーストリア経由でドイツに向かっています。
が、受入側のドイツ、ミュンヘンの収容施設がいっぱいになり新たな難民を受け入れられなくなってしまいました。
その為、ドイツはサルツブルグとドイツ間の鉄道を停止させてしまいました。オーストリア国鉄はドイツの意向を尊重し、その処置を続けています。その影響でサルツブルグからインスブルック方面に向かうオーストリアの国内線も通常のルート(ドイツ国内を通過するけどドイツには停まらない)を変更し、オーストリア国内だけを通過している為、90分程度の遅れが出ています。
オーストリアとドイツを結ぶ他の路線は通常運行されていますが、ドイツ国境で検問が行われる為、かなりの遅れが発生しているようです。
また、道路も検問が行われる為、渋滞している箇所があるようです。
一時期停止されていた、オーストリアとハンガリー間の鉄道は通常運行に戻っているようです。
鉄道が運行されない為にオーストリアの駅構内は難民でいっぱいになっていましたが、オーストリア政府が「通過させる」から「受け入れる」に方針を変更した為、金曜日の時点では駅構内の難民の数は激減しているようです。
この難民の件は交通以外の生活には大きな影響はなく、観光も通常通り可能です。
但し、サルツブルグからミュンヘンに向かうのは諦めた方がいいようです。
実はKino_Sanはヨーロッパ・ピクニック(冷戦時代の鉄のカーテン崩壊)の時期にオーストリアにいましたが、生活には大きな影響はありませんでした。
オーストリアは常に通り道になってしまうようです。
では、では
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