自己免疫性肝炎が疑われ、月曜日に入院が決まった時、診察後は仕事に行こうとしました。
「仕事に行ったら死ぬよ。」
Kino_Sanの命を助けてくれた医師はそう言いました。
身体中の力が抜けて、そのまま座り込んでしまいました。
でも、怖くはなかった。
自分の病気と向き合う覚悟は出来たけど、怖くはなかったのです。
それよりその2日前の事が一番怖かった。
1月以上も続く身体のむくみと痛み、倦怠感に耐え切れず、それでも原因が分からず診察していただいた開業医に今の病院を紹介してもらった時の事だ。
「時間がありません。」
そう言った。
水曜日の夜遅くに電話が鳴った。
「市立病院にS先生という肝臓では京都でも一番といっていい先生がおられます。
S先生に診てもらった方がいいと思います。
私から話はしています。
ただ、診察日が金曜日しかありません。
お仕事が忙しいということは分かりますが、時間がないかもしれません。
必ず金曜日、明後日に診てもらってください。」
怖かった。
死にそうなぐらい怖かった。
(実際、死にそうだったのだが)
まぁ、そんな経験は1度で十分だな。
そんなKino_Sanにも朝は来る |
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