2019年12月30日月曜日

オスカー・ゼメッシュ・ブラウフレンキッシュ・トラディツィオン2015

Oscar Szemes Blaufränkisch Tradition 2015
今、オーストリアワイン界を圧巻している「エレガント系」赤ワイン、その代表品種のブラウフレンキッシュ、でも本来はこんな味が主流でした。
エレガント系ばかり飲んでいると違う品種とも感じてしまいますが、オーストリアのジビエにはこんな味が合うと思います。

菫色(濃い)
ベリーの香り
強く、濃い、ベリーの酸味

ジビエ、ステーキ、すき焼き、鰹のたたきにお勧めです。

フレッド・ロイマー・グンポルツキルヒナー ツィアファンドラー&ロートギプフラー2015

Loimer Gumpoldskirchner Zierfandler & Rotgipfler 2015
グンポルツキルヒナーはウィーンに南接するワイン産地テルメンレギオンの北部(つまりウィーンに接している地域)でしか栽培されていない希少品種ツィアファンドラーとロートギプフラーをブレンドして造られるワインです。

注意:
ツィアファンドラーとロートギプフラーは単独品種ではテルメンレギオンでしか栽培されていませんが、例外としてゲミシュター・サッツの中の品種として別の産地でも栽培されています。

テルメンレギオンは日本におけるオーストリアワインとしては一般的ではありませんが、ホイリゲの本場でもあり、オーストリアでは確固たるポジションを保持しています。

グンポルツキルヒナーは中辛口ですが、癖のある白ワインを飲みなれていないと、不味く感じるかもしれません。
それは日本国内で期待する白ワインとは方向性が違う為です。

黄金色
熟していない林檎の香り
まろやかで、林檎の酸味とミントの後口

魚よりはお肉が合うワインです。
コールドミート、豚のロースト、鶏料理、季節の豚しゃぶにもお勧めです。

エスターハージー・ツヴァイゲルト・クラシック2016

Esterházy Zweigelt Classic 2016
オーストリアのワイン産地なら必ず栽培されている、最もポピュラーな赤ワイン品種のツヴァイゲルトから造られたワインです。
産地により、ワイナリーにより、味わいは変わってきますが、ブルゲンラントではフルーティで優しい味に仕上げられているのが一般的です。

このワインはそれに加え、強さも加わっています。

菫色
豊かなベリーの香り
ベリーの酸味とタバコの余韻

季節の鰤の照焼、醤油味のお鍋に超お勧めです。
鰹のたたき、鮪の造り、ステーキ、ポキなどにお勧めです。

2019年12月19日木曜日

エスターハージー・エストラス・ブラウフレンキッシュ2017

Esterházy Estoras Blaufränkisch 2017
エスターハージーの新しいブラウフレンキッシュです。
今流行りのエレガント系ではありませんが、古くからのオーストリアワイン好きには納得の味です。

ブラウフレンキッシュは醤油味によく合うので、日本の冬にはお勧めのワインです。

明るい菫色
ベリーの香りにタバコの余韻
ベリーの酸味、ふくよかで優しい

醤油味のお鍋、ジビエ、ステーキ、鮪、鰹のたたきなどにお勧めです。

2019年12月16日月曜日

ヴィーニンガー・キュヴェ・カタリーナ・ロゼ・ノン・ヴィンテージ

Wieninger Kuvée Katharina Rose NV
泡の季節がやってきました。
クリスマス、大晦日、正月、バレンタインデー等々、楽しいことが続くシーズンです。

泡は白もいいのですが、ロゼは色も綺麗で雰囲気を盛り上げます。

このワインはロゼというより、サーモンピンク、ほぼオレンジです。

ベリーと微かに桃の香り
完熟前の林檎の酸味、すっきりした飲み心地

コールドミート、中華、蟹鍋などにお勧めです。