2014年5月11日日曜日

鰹のたたき が好きです!

Kino_Sanは和歌山県で生まれ、18歳までそこで育ちました。
和歌山と言っても徳川御三家等で知られている北部ではなく、2011年の台風による災害で大きな被害を受けた熊野川流域、新宮市の生まれです。

和歌山でもこの地域は文化的にも食べ物も習慣も北部とは大きく違います。
むしろ高知や宮崎の方が近いという説が有力です。

漁業と農業の地域です。
魚は秋刀魚や鰹、近海で捕れるびん長鮪(とんぼしび)が好まれます。
北部では鯖で作るなれ鮨も南部は秋刀魚で作ります。

そんな生まれのKino_San、鰹のたたきが大好きです!!
Kino_San特製 鰹のたたき
ところでKino_Sanはオーストリアワインが好きですが、ワインにより鰹の臭みが倍増するって事をご存知ですか?
鰹は元々臭みの強い魚でその臭みを消す為に生姜やにんにくを薬味に使うのです。
ワインはビールなどと違って食べ物の風味を引き立てたりするのですが、それが魚の臭みに限っては逆、つまり臭みを引き立てる場合があります。

じゃぁ、匂いや味の濃いワインがいいかと言うと、そんなワインは鰹の風味を消してしまいます。
ワインのフードマッチングって意外と難しいのです。

でも、オーストリアにはブラウフレンキッシュ(Blaufränkish)があります。
現地ではジビエ等の癖のあるお肉と合わせる事の多い赤ワインです。
ピノ・ノワール系の葡萄なのでお肉の風味も消しません。
これが鰹の臭みをおさえ、風味を際立たせます。

ぴったりです!!

昨夜はショップの為の試飲でブラウフレンキッシュを鰹のたたきでいただきました。

イラ・ゼメッシュ・ブラウフレンキッシュ・トラディツィオン(Illa Szemes Blaufränkisch Tradition)です。
少し濃い目のワインですが、抜栓後2時間ぐらいで優しくなり、鰹にもいい感じになります。

鰹のたたきだけでなく、季節のホワイトアスパラガスも美味しくいただけました。

0 件のコメント:

コメントを投稿