シャンパンとは？ 名称の話

Kino_Sanのワイン・ショップのメールマガジンでスパークリングワインの事を説明させていただきました。
参考になる事も多いので、転記させていただきます。

スパークリングワインをシャンパンと言われる方が多いと思いますが、シャンパンはスパークリングワインの中の1つのカテゴリーとなります。
スパークリングワイン＝シャンパンではありません。

スパークリングワインとは一般的には3気圧以上のガス圧を持った発泡性ワインの総称です。
（3気圧以下のものは弱発泡性ワインといいます）。

シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方でつくられ、かつフランスのワイン法（AOC法：原産地呼称管理法）に規定された条件を満たしたもののみ名乗ることができる名称です。 
ワイン法の条件には、地域や葡萄品種、栽培や伝統的製造方法、アルコール度数などの項目があります。

スパークリングワインの呼び名は国によって様々です。
フランス：ヴァン・ムスー 、クレマン
イタリア：スプマンテ
ドイツ：ゼクト
スペイン：エスプモーソ、カヴァ 

オーストリアやドイツでスパークリングワインを指す言葉Sektの発音について少しだけ説明させていただきます。
Kino_Sanはセクトを使用していますが、ドイツと同じ発音のゼクトも使われています。
オーストリアや南ドイツ（バイエルン）ではSは殆ど濁りませんのでセクトと発音されます。
ゼクトは中部から北部ドイツでの発音となります。
オーストリアの方はどちらの発音も知っていますので、オーストリアでゼクトと言っても通じます。
当店はオーストリアワイン専門店ですので、セクトを使用させていただいております。


ニュースでも取り上げられたスパークリングワイン、皆様も楽しんでくださいね！！


セクトのお買い求めはKino_Sanのワイン・ショップでお願いします。

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