朝早いので閑散としていますが、11時には車の進入も制限されて、かなりの賑となります。
勿論、シャッター商店街ではありません。
京都はこんな感じの古い商店街が多く、地元の方で賑わっています。
こんな場所にこそ「ホイリゲ」が似合うとKino_Sanは思っています。
ホイリゲを「ワイン酒場」や「自家製ワインの飲める居酒屋」と表現する事が日本では多いです。
Kino_Sanもその一人ですね。
だから日本でのホイリゲって、「高級レストラン」だったり、「居酒屋」や「ワインバー」だったりします。
それはそれでいいと思うのです。
でも、オーストリア的ホイリゲって、「ホイリゲ惣菜屋」なのです。
まず、ワインを飲める事と食事が出来る事(食事を売っている事)は切り離して考えるべきなのです。
自家製ワインはサービスしてくれますが、食事はサービスしてくれないのです。
つまりね。自家製ワインは飲ませますが、食事は食べたい人の為に売ってくれているだけなのです。食堂でもレストランでもなく、あくまで自家製ワインを飲ませる店がホイリゲなのです。
だから。。。
席でワインは注文しなければなりませんが、食事を頼まなくても不機嫌になる店主はいない。
食事を売る場所でテイクアウトしても、変な顔はされない。(実際、食事だけ買う人もいる)
日本の食堂やレストランとは違うでしょ?
オーストリアのホイリゲの在り方を日本的に表すと、「ホイリゲ惣菜屋」が正解だと思うのです。
つまり。。。
惣菜屋さんの奥にワインを飲むスペースがあり、そこではワインだけ飲んでもいいし、惣菜屋さんで買った惣菜をあてに飲んでもいい。
オーストリアのホイリゲもテイクアウトし易いように、食事を売るカウンターは入口の近くにあります。
京都の商店街の場合、町家とかでなくても奥に庭があります。
入口に食事を売るカウンターを置いて、普通に惣菜屋さんをして、店の奥や庭に席を幾つか作り、そこではワインをサービスする。
これが日本的なホイリゲの在り方のような気がします。
勿論、レストランやワインバーもいいのですが、オーストリア的ホイリゲとはかなりかけ離れてしまいます。
ホイリゲ惣菜屋、誰かKino_Sanとやってくれないかなぁ???
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