ホイリゲへ行こう!はオーストリアのホイリゲのあるワイン産地の総合案内です。
正直な事を言うと、誰よりもホイリゲの事を知ってて、(日本在住の)誰よりもホイリゲへ行っていると思っていました。
だから、自慢と言うか、「こんな辺鄙な場所へも行ったんだぞ」的なところもホイリゲへ行こう!の中にはありました。
でも、そんなKino_Sanの自己満足、超自慢サイトでも読者はいてくれます。
オーストリアへ行く前にKino_San推薦のホイリゲを問い合わせてくれたりします。
こんなKino_Sanでも世間の役に立っているようです。
それなら、もっと役に立とう!!
頭の悪いKino_Sanでも、それぐらいの良識はあるのです。
今回のオーストリアワイン研修&ホイリゲ取材において、ホイリゲはウィーン市内とテルメンレギオン(Thermenregion)のウィーンから行きやすい地域に絞って取材する事にしていました。
読者からの問い合わせはそこが多いと言うより、ほぼそこだけなのです。
オーストリア最終日はウィーン市内のホイリゲ街を取材しました。
でも、開店の早いホイリゲでも開くのは11時頃、それまではようやくのお土産ゲットタイムです。
ウィーンの中心 シュテファン大聖堂 |
ユリウス・マインル 横のワインバーの入口 |
で、急いでホテルに置きに戻るとなかなか良い時間です。
最初に目指すはグリンツィング(Grinzing)です。
地下鉄1番線と2番線を乗り継いで、シュッテントーア(Schottentor)から路面電車38番に乗込みました。
グリンツィング |
ちゃんと取材しなくちゃ!!
と意気込んでも、開いているホイリゲがない!!
いや、ホイリゲがない!!
フランツのホイリゲは休業か廃業か不明状態だし、あるホイリゲはビアバーに、あるホイリゲはイタリアンに。。。建物だけが残り、中身は違う物に変わってしまっているのです。
グリンツィングは小さなホイリゲの廃業が相次ぎ、街の景観が損なわれる事を憂慮したウィーン市は景観条例を作りました。でも、景観条例です。中身はホイリゲでなくていいのです。
その景観条例がここでは良くない方向で活きているようです。
また、ウィーンのホイリゲのトレンドは週末だけ営業です。
月から水または木まで休み、週末だけ営業するのです。
この日は火曜日、「営業は週末」と貼り紙をしているホイリゲも何軒かありました。
そんな中Kino_Sanがランチに入ったのはZum Martin Sepp(ツム・マルティン・セップ)です。
ツム・マルティン・セップ |
で、やっぱり観光客向けのホイリゲもどきである事が分かりました。
い~や~、こんなホイリゲでも一見さんだけならやっていけるんだ。
びっくり、というより悲しい気持ちのKino_Sanでした。
気を取り直して、次はノイシュティフト・アム・ウァルデ(Neustift am Walde)に行こうとしています。
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