2014年7月28日月曜日

食の安全とオーストリアのワイナリー

中国の食肉加工会社のショッキングなニュースでにわかに騒がれている食の安全について、ちょっと書かせていただきます。

Kino_Sanは中国の殺虫剤が混入された餃子の事件があってから、表示ある食材は国内産の物を購入するようにしています。
その前からも農薬の使用の件でアメリカ産の野菜は買わないようにしていたのですが、口に入る物は出来るだけトランスの分かる物をと思い、出来るだけ実行しています。

特にワイン販売を始めてからはオーストリアや国内のワイナリーとのつながりもあり、農業や酪農というものを意識して考えるようになったので、国内産を買うという意識は高くなっています。

それでも今回のような加工品については原産国、加工された国が分からない事が多く、購入を迷ったり、止めたり、まぁいいかと購入したり、その時の気分的な事も多々あるのが現状です。

でも、今回の事件で、改めてトランスレートの大切さを痛感していますし、原産国や加工された国が分からない物は購入を控えなければと思っています。

ところがKino_San、ワインはオーストリア産の物だけを販売しています。
Kino_Sanのワインショップ

言ってる事と、商売が矛盾しているという感じです。

でも、ないのです。

トランスレートはしっかりしています。

誰がどんな畑で、薬をどのように使って(使わずに)、葡萄を栽培し
誰がどんな機器を使って、その葡萄を加工(醸造)したか
その加工されたもの(ワイン)はどのような状態で保存され、どのように出荷されたか

これがはっきりしています。

だからこそ、自信を持って販売出来るのです。

6月のオーストリア・ワイン研修もその意味でも大切な仕事の一つなのです。
有機栽培の葡萄畑
中国のニュースを見ながら自身の仕事を改めて見なおしているKino_Sanです。



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