ワイン産地名:テルメンレギオン(Thermenregion)
所在地:タッテンドルフ(Tattenndorf)
ワイナリーのサイト:http://www.tattendorf.at/reinisch/
当主アルフレッド氏とその母アルマさん |
このワイナリーはホイリゲを利用した時に当主のお母様であるアルマさんと話し込み、しっかりしたワイン造りをしているということで、ご家族ともお付き合いしていただいています。
その縁でワインショップでも特別な注文を出して小ロットで輸入、Kino_Sanのワインショップの看板ワインともなっています。
試飲準備中 |
保有の葡萄畑は10haと少ないのですが(ホイリゲとしては多い方)、Kino_Sanのワインショップでも人気のロートギプフラー(Rotgipfler)とピノ・ノワールの栽培の為に、タッテンドルフより冷涼な気候のプファフェステッテン(Pfaffstätten)に畑を所有しているのは注目に値します。
どうりで美味しいロートギプフラーです。
また、フィッシャー(Weingut Fischer)で気が付いた少し甘いロゼ、どうもこれがこのあたりでは普通であることも確認しました。
<Neuburger 2013>
グリーン、若くて旨味が足りない感じ、落ち着くと味が出るか?
<Chardonnay 2013>
黄色、甘くない柑橘系のフルーツの香り、レモンのような酸味、後口がすっきりで好きな感じ
(でも、テルメンレギオンのシャルドネなんて売れないよね)
<Grüner Veltliner 2013>
グリーン、ミネラリー&ペッパーリー、旨味が薄い?
<Rosé 2011>
サンクト・ラウレント(Sankt Laurent)100%
口当たりがなめらかで少し甘い、酸も強くない
<Tradition Mitterfeld 2012>
ブラウアー・ポルトギーサー (Blauer Portugieser)70%、ツヴァイゲルト(Zweigelt)30%
薄いピンク、タンニンが弱い、チョコの後味
<Tradition Zweigelt 2013>
ピンクがかったルビー色、ベリーの香り、タンニンがしっかりしている
<Tradition Sankt Laurent 2013>
オレンジがかったルビー色、チェリーと南国のフルーツの香り、タンニンが弱く、旨味が濃い
<Selection F:RED 2009>
ピノ・ノワールとサンクト・ラウレント、ツヴァイゲルト
ピンクがかったルビー色、ベリーの香り、タンニンがまろやかで酸味が弱い
<Selection Sankt Laurent 2010>
ピンクがかったルビー色、ダークチェリーの香り、まろやかだが後味に青臭さが少し
<Selection Merlot 2012>
ピンクがかったルビー色、ダークチェリーの香り、チェリー、チョコ、程よい酸味
<Reserve Sankt Laurent 2010>
オレンジがかったルビー色、ダークチェリーと樽の香り、チェリー、チョコ
<Reserve Pinot Noir 2010>
ピンクがかったルビー色、オーク(樽)の香り、タンニンが強い
<Reserve Pinot Noir 2009>
すみれ色、樽の香り、タンニンが程よく後味にチョコ
次期当主夫妻とKino_San |
当主のアルフレッド氏とかなりじっくり話をしましたが、美味しいワインには理由ありを実感しました。
テルメンレギオンはあなどれません!!
アルフレッド・ライニッシュのワインはKino_Sanのワインショップで独占販売中です。
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