読み返して、「何故」の部分が弱いと感じたのでその補足です。
もう8年前の事になります。
自己免疫性肝炎を発病し、2月入院しました。
病室は消化器内科の6人部屋で主に肝臓を悪くされている方が同室でした。
(大腸や他の消化器を悪くされている方もいました。)
同室の方々は消化器内科の患者さんですから、食べる物に制限のある方が多かったです。
と言うより、Kino_Sanのように全く制限のない方はいなかったと思います。
制限の内容は物理的なもの(すり潰しとか)から塩分、糖質、脂肪等の成人病的なものもありました。肝臓が悪い人は脂肪肝から脂肪を制限されている方が多かったように思います。
入院中の楽しみは3度の御飯ぐらいです。
Kino_Sanは制限もないので、医師に許可をもらって、それに朝にヨーグルトと1日2杯のコーヒーを追加していました。元々間食を食べない方なので、それ以外の食事は必要でなかったし、食べたいとも思いませんでした。(動いてないのでお腹が空かないのもある)
そうでない方もいらっしゃったのですが、同室の方々は食べ物にこだわる方が多いと感じました。
一応に入院食が不味いと訴えられ、量が足りないと言われていました。
(Kino_Sanは御飯の量が多すぎるので、何時も半分は残していました。おかずは出来るだけ食べるようにしていました。)
減塩や低脂肪食の方が多いので味付けに物足りなさを感じておられるのだろうとKino_Sanは思っていました。量も糖質制限の方もおられるので、Kino_Sanより少ないのかと思っていました。(量については実際にはそれ程の差はなかった。)
他にする事もないし、暇といえば暇なので、食事の文句を言うのはKino_San的にも別に悪い事だとは思っていませんでした。
が。。。
Kino_Sanと違って多くの方は食事制限があります。
間食はNGです。
が、食べるのです。
お見舞いに来る家族の方がケーキやお菓子をいっぱい持ってくるのです。
それを医師に隠れて食べているのです。
また、塩分制限があるのに別に調味料を用意してじゃんじゃんかけている人もいました。
それを見ていて思ったのです。
何の為に食べているのかな?
本来は体の栄養となる食事が体に悪影響を与えているのではないか?
そう思い、それから食べ物と真摯に向かい合う事にしました。
食べ物に制限はないのですが、美味しく食べる為にどうするかを考えました。
入院は2ヶ月続きました。
考えるには十分な時間があったのです。
やれ、やれ
0 件のコメント:
コメントを投稿