これはKino_Sanが2014年に飲んだオーストリアワインから選びました。
また美味しい事も大切ですが、Kino_Sanに感動を与える何かがなければいけません。
これより、こっちが美味しいとか、あれの方が高級とか、まぁ、そんな事は選考には一切考慮されていません。
Kino_Sanが選んだ2014ベスト・オーストリアワイン
アルフレッド・ライニッシュ・ロゼ2013
Alfred Reinisch Rosé 2013
ワイン産地:テルメンレギオン(Thermenregion)
地域:タッテンドルフ(Tattenndorf)
ワイナリー:アルフレッド・ライニッシュ(Weingut Familie Alfred Reinisch)
テルメンレギオンはオーストリアワインの主流から外れています。
グリュナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner)は栽培していない訳ではありませんが、あまり目立ちません。それよりは他の産地では殆ど栽培されていないロートギプフラー(Rotgipfler)とツァファンドラー(Zierfandler)が代表的な白ワイン品種となっています。
赤も他の産地ではそれ程多くないサンクト・ラウレント(Sankt Laurent)が多く栽培されています。
それはホイリゲとアルプスからの風の悪戯だけではありません。
さて、ロゼワインです。
テルメンレギオンに住んで、ホイリゲに入り浸っていたのに、ホイリゲでロゼを飲んだ事はありませんでした。
「オーストリアのロゼは酸がしっかりしていて、すっきり辛口」
これがオーストリアワインを知る者の常識です。
が。。。
テルメンレギオンではこれさえひっくり返してしまいます。
優しく、ほのかな甘口
ア・マ・ク・チ???
現実的には中口ぐらいですが。。。
サンクト・ラウレント100%のこのロゼは優しく、優しく、優しく。。。
しかも他のワイナリーでも、ツヴァイゲルト(Zweigelt)が使われていても、優しく、ほのかに甘い。
しかも美しく、美味しい。
このワインは輸入されていません。
さて、来年は。。。
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