2014年12月30日火曜日

2014ベスト・オーストリアワイン


<注意>
これはKino_Sanが2014年に飲んだオーストリアワインから選びました。
また美味しい事も大切ですが、Kino_Sanに感動を与える何かがなければいけません。
これより、こっちが美味しいとか、あれの方が高級とか、まぁ、そんな事は選考には一切考慮されていません。

Kino_Sanが選んだ2014ベスト・オーストリアワイン

アルフレッド・ライニッシュ・ロゼ2013
Alfred Reinisch Rosé 2013
ワイン産地:テルメンレギオン(Thermenregion)
地域:タッテンドルフ(Tattenndorf)
ワイナリー:アルフレッド・ライニッシュ(Weingut Familie Alfred Reinisch)

テルメンレギオンはオーストリアワインの主流から外れています。
グリュナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner)は栽培していない訳ではありませんが、あまり目立ちません。それよりは他の産地では殆ど栽培されていないロートギプフラー(Rotgipfler)ツァファンドラー(Zierfandler)が代表的な白ワイン品種となっています。
赤も他の産地ではそれ程多くないサンクト・ラウレント(Sankt Laurent)が多く栽培されています。
それはホイリゲとアルプスからの風の悪戯だけではありません。

さて、ロゼワインです。
テルメンレギオンに住んで、ホイリゲに入り浸っていたのに、ホイリゲでロゼを飲んだ事はありませんでした。

「オーストリアのロゼは酸がしっかりしていて、すっきり辛口」

これがオーストリアワインを知る者の常識です。

が。。。

テルメンレギオンではこれさえひっくり返してしまいます。

優しく、ほのかな甘口

ア・マ・ク・チ???

現実的には中口ぐらいですが。。。

サンクト・ラウレント100%のこのロゼは優しく、優しく、優しく。。。
しかも他のワイナリーでも、ツヴァイゲルト(Zweigelt)が使われていても、優しく、ほのかに甘い。

しかも美しく、美味しい。

このワインは輸入されていません。
さて、来年は。。。



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