お父さんは地方公務員で家にはあまりいませんでした。
大学進学と同時に故郷を後にし、結婚した事のないKino_Sanは父親的あるいは夫的な家事の捉え方を知りませんでした。
で、父を介護して、「こんな風に見てたのだ。」と思った訳です。
で、思うに、これを理解していれば、会社の上司にももう少し優しくしてあげれたのに、と思う訳です。
政治家の人達も、こんな見方をしているのじゃないかと思う時があります。
まず始めに、基本的な考え方を書いておきます。
人は自分の基準でしか物事を捉えない。
あるいは、捉える事が非常に難しい。
お父さんが私に何かを依頼します。
その時に例えば料理をしているKino_Sanは「これが一段落したら、やります。」と答えます。
さて、お父さんはそれをどう思っているのか?
多くの場合「Kino_Sanは自分の事を優先して、私の事は後回しだ。」と思っているようなのです。
皆様はどう思いますか?
お父さんの立場から見ると、料理や洗濯、掃除等の家事は「Kino_Sanのしたい事、あるいはKino_Sanの為の事」らしいのです。Kino_Sanから見ると、お父さんも含む家族の為に料理し、洗濯し、掃除しているのですが、お父さん的には「今、依頼した事」だけが「お父さんの為の仕事」らしいのです。
例えば、お父さんは「Kino_Sanのトイレは長すぎる」とよく愚痴ります。でも、Kino_Sanは介護や家事で忙しくあまりトイレに入りません。
お父さんの言う「Kino_Sanのトイレ」にはトイレ掃除やリビング以外のところでの作業、例えば玄関を掃除している等も入っているようなのです。お父さんにとってKino_Sanがリビングにいない時は「常にトイレに入っている」状態のようなのです。
極端だと思いますか?
でも、会社に勤めている時に、課長から依頼された仕事をしていると部長から別の仕事を依頼され、課長から仕事を頼まれている旨を話すと、「Kino_Sanは自分のしたい仕事しかしない。」とよく言われました。(そもそも会社にしたい仕事等あるのか???)
両手にいっぱい荷物を持って運んでいる時に仕事を依頼され、荷物を置いてから仕事をしようとすると「私からの仕事は何時も後回しだ。」なんていう方もいました。
なんと理不尽な!!
と思っていましたが、お父さんと暮らしているといろいろ納得する事があります。
ただ、それが男性全般にあてはまる事ではないと思うのですが。。。
これも女性全般にあてはまる事ではないのですが、女性は結構見てます。
誰が忙しいとか、誰がサボっているとか、誰が無茶ぶりするとか、誰は配慮するとか。。。
で、噂をします。
それを聞いて、別の女子も警戒する人、気軽に対応する人等使い分けてます。
自分は女性の不利になる事はしていないのに悪口を言われる、なんて思っている男性がいたら、注意というより、見方を変えた方が無難です。
でも、上司は悪気はなかったようなので、優しくしてあげれば良かったと思います。
皆様、相手の立場も考えましようね。
ではでは
0 件のコメント:
コメントを投稿